へぼへぼツーリスト

一番お気に入りのセーターが虫に食われ穴が空いた。

ショックを隠しきれず、ブログにまで書いてしまいました。

虫に食われる時というのは、一番良いものが狙われるので、本当に泣きたくなる。

 

そんなショックから立ち直れない中、この前旅に出てきた中で感じた事の1つでも書こうと思う。

 

 

旅に出て一番苦労したのはやはり言語、コミュニケーションでしょうか。

僕は英語が得意ではないので、日常会話をするのも苦労するレベル… その他の言語なんて挨拶くらいしか喋れません。

そんな英語力でも多くの国の人と話す機会が作れたらと思ってユースホステルに泊まったり、色んな所で誰かと話したりなんて事をやろうとしました。

でも、そう思ってはいても、いざ同じ部屋に外国人と居るとなかなか話せないもの。

めっちゃ速く英語を話されると聞き取れない、こっちの口もついていかないってことで、そういう状況になると自然とその場からフェードアウトしてしまって居たのかも知れないです。

 

 

そんな生活をしてる時に、とあるユースで一人の日本人と出会った。その男性はめっちゃ英語喋れて、最初帰国子女とかかな?って思ってました。でも、そうじゃなかった。

彼は半年程だったかな?語学留学をして、そこまで英語が得意でない状態からそこまで喋れるようになったのだそうだ。

彼は留学中は日本人やその他のアジア人とあまり関わらないようにして、欧米人留学生達と積極的に交流したらしい。

最初は全然コミュニケーションなんて取れなかったらしいが、最終的にはかなり流暢に話せるようになっていたとか。

 

 

その話を聞いて、なるほどな〜と思った。

これがトライ&エラーというか、ちゃんと勝負してきた人なんだなって思った。

僕自身、日頃から何事もトライ&エラーで失敗しても良いから経験を積んで、成長というか精度を上げていこうと考えていたのですが、トライ出来ておらず、トライしている風に見せていただけだったのかなと思った。

昔、過去に所属していた研究室の教授に「君はまだ勝負していない。リングにすら立っていない。観客席の後ろの方で見ているだけ。」なんて事を言われた記憶がある。

あなたは何を知っているんだ、って言われたその時は思ったけど、彼の留学中の話を聞いて、僕はいままでずっと勝負・トライしている風に見せて、ずっとしてきていなかったのかも知れないと感じさせられた。

なんとも恥ずかしいような、今まで多くのチャンスを無駄にしてきたのかなと、悲しくもなった。悔しくもあの教授が言った通りだった。

 

 

その日からかな。これまで以上に積極的にルームメイトや出会った人と話をするようにした。

いやいや話してる訳じゃないし、楽しいから話をしてるんだけど、いつもなら言葉が出なくて困ってフェードアウトしてしまう様な複数人での会話も積極的に楽しめたのかなって思う。

相変わらず英語はダメダメやし、トライしてる風に見せてトライしてない人のままかも知れんけど、少しはトライする事も覚えたのかなと思える。

多分、このまま勝負せずに終わる人生になってしまったら、私はとても損をする様な気がするから。

やから、少しずつでも挑戦、勝負出来る人になるように変えていこうと今は思えています。

これもあのきっかけがあったからなのかな。タイミング的な問題かな?

 

 

多分、多くの人はトライ&エラーの大切さってのは感じてると思う。それは僕も同じです。

ただ、それを実践するのが難しいと感じている人も多いでしょう。

でも、そのままじゃ僕と同じでつまらない人生を送る事になるかも知れないし、チャンスを逃すことになるかもしれない。

そうなる前に、どこかのきっかけで、何かのタイミングで、毎度じゃなくても、トライすることを身体に覚えさせてみてはいかがでしょうか?

エラーしたって、大抵の場合、失う物はないor失っても問題のないものでしょう。

きっと、将来的に得るものの方が大きいのだから。